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絞りの羽織活用術×3

2012年03月31日 05:12

現在早朝の5時少し前。
最近娘は4時前後に必ず大泣きして授乳タイム。
いつもはそのまま私も寝てしまうのですが今日はぱっちり目が冴えてしまったので
こんな時間ですがブログ更新しています。


今日は絞りの羽織について。
着物を着る方なら箪笥に1枚は入っているといわれる絞りの羽織。
昔大流行した時期があったとかで、母や祖母世代は必ず所有していたそうですね。
私も気づいたら人からもらったりフリマで買ったり。
あの絞りの模様一つ一つを職人さんが手作業で絞って作ったことを考えると、
あまりにお安く骨董市で売られているとついつい...なんてことも。
でも...そのまま着るにはちょっと恥ずかしい色柄も多くて。
しかもその壁は年を取るごとに高くなってます。派手な絞りは若い子にはよく似合うんですけどね。


ということで、最近縫った絞りの羽織活用術のご紹介です。

その1.ショールへ仕立て直し
親友のお母様からのご依頼でした。ほとんど着ていない羽織。
着物も着ないし色が派手だから...とのこと。
表も裏も絞りにしてほしいとのご要望でしたので、両袖と左右の後ろ見頃をはぎ合わせました。
絹だし絞りは凹凸があって柔らかく暖かいのでショールへの仕立て直しはぴったりの活用法ですね。
地味な着物にも合いそうです。解いて直線に縫うだけなので、簡単にできますよ。
ただ、残念なことにこの羽織は水色のチャコでしっかり線が引かれていて
どうがんばっても消すことができませんでした。
着物を仕立てる時にチャコを使うなんて問題外ですが、仕立て直しの際に何度か発見したことがあります。
解くまで分からないので、お客さんは知らずに着ているのですが寸法直しや仕立て直しの際には支障が出ることも。
何度も直して着られるのが着物の良さなのになぁ。

120331_1

その2.子供着物への仕立て直し
羽織を子供の着物に仕立て直す場合、布を効率よく使えるのは四つ身です。
昔の羽織は丈が短いので、一つ身にする場合には子供の身長によっては身丈が足りなくなる場合もあります。
初節句用に一つ身へ仕立てましたが、次回は四つ身にも挑戦しようと思っています。

部分的な絞りや絵羽の絞りの場合、難しいのは柄合わせです。子供の着物は見える部分が小さいので
いかにバランスよく柄を配置するかが腕の見せ所ですね。
被布を着せると隠れてしまうのですが、今回の絞りは大きなお花の模様だったので
上下の向きにこだわって何度も布を広げ検証してみました。
120331_2

その3.子供服への仕立て直し
お茶の先生のご自宅へ娘を連れてお邪魔することになり急きょ縫ったのがこのブラウスです。
着物を着て電車でじっとしているわけないよね~、でもお茶室だからちょっときれいにしていきたいなぁ、
ということで製作。使ったのは衿の部分のはぎれです。
娘がお昼寝中だったためくまさんの着用写真です。
120331_3
絞りの羽織は衿を解くと半分しか絞りが施されていない場合があります。
衿は半幅に折りたたんで縫いつけるので(布自体を半幅に切ってしまうこともあります)
見える部分しか絞りはいらないのですね。絞りの手間も省けるし厚みも薄くなって衿がごろごろしないです。

子供なのに正絹?はい!
よだれもつきますのでお水でじゃぶじゃぶ洗ってしまいます。
これが手作りの良さですね。


あとは名古屋帯への仕立て直しが有効ですね。
派手な色柄でも素敵な帯に変身するので、地味なおさがり着物に結構合うと思います。
絞りは洗い張りするとしぼが消えてしまうので、どうしても凹凸を残したければ
洗い張りすることはできません。
帯なら直接肌に触れるわけではないので、多少古いものでも抵抗が少ないかもしれないです。
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ご無沙汰しています

2012年03月09日 22:48

あまりに長期間更新していなかったので、
色々と心配してくださる方々がいらっしゃりとても心苦しく思っていました。
母子ともに元気は元気なのですが、実はこの数か月は悪魔の夜泣きに心身ともに疲れて果てていました。

いつかは卒業できると思いながらも、一時間おきの大泣き&授乳に私の体力が限界...
そんな時、ママの間で話題の「ネントレ本(ねんねのトレーニング)」に出会い、
劇的に生活リズムが改善、やっと朝まで寝てくれるようになりました!

24時間育児にどっぷりの生活から、毎晩わずかながらも自分の時間が持てるように。
本格的な和裁はまだ難しいですが、娘のものを中心に針を持つ時間を作り復帰に向けてリハビリ中です。

ぼちぼちとブログも続けていけたらいいのですが...
着物や和裁関係のキーワードでご訪問くださる方が多いので、育児ブログにならないようにしたいのですが
着物から離れてしまっているので記事にする内容があまりないのです。
定期的にチェックしてくださっている方々、貴重なお時間を申し訳ございません。


お詫びの前置きはこのぐらいで...

娘は11か月になりました。小柄ちゃんではありますが、離乳食をもりもり食べて
風邪もひかず健康そのものです。
そして先週末、初節句を無事迎えることができました。

「初○○」は人生で一度きり。
和の行事は私も楽しんで思い出を残していきたいので
ちょっと張り切って準備しました。

・最近いろんなものが食べられるようになってきた娘の
「離乳食お雛様」
120309_7

料理というより工作でした。娘が全部食べられる素材です。
「いただきま~す!」の直後お内裏様は頭からわしづかみにされお口の中に。
憧れのキャラ弁作りの日も間近です。

・お赤飯と和菓子はとらやさんで予約しました。
かわいいお重箱に入ったお菓子、内祝いにしたうさぎ饅頭(※一番上のお干菓子は鶴屋八幡製)
お赤飯はごま塩まで感動の味なんです。さすがとらや。お祝いの日にはおすすめです。
120309_9


・一つ身と被布もこの日のために縫いました
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和裁学校では一つ身は単衣だけ実習しました。
大人の着物と基本は一緒。裾や袖のふきもちゃんとあってほんとにかわいいです。
基本は大人の長着と一緒。大きく違うのは背縫いがなく、肩と腰のあげがあることですね。
縫うところはほんのちょっとなのに、袷を縫うのは1年ぶり。
体で覚えていたはずの「勘所」が若干あやしく、何度もノートを見返しながら縫いました。
一つ身は1歳から3歳ぐらいまで着られるとされていますが、今回は羽織をほどいて作ったので
身丈が短く来年は着れないかも。また縫えばいい、と割り切りました。
普通羽織は四つ身に仕立て直すことが多いようです。裁断の形からするとそのほうが有効に布丈を使えるんですね。
でも、まだ四つ身は大きすぎて着れないので一つ身にしました。
たくさん残布があるので別の機会に利用します。

被布はお茶の先生からいただいた長じゅばんの洗い張りを利用しました。
何十年も前のものとのことですが、この赤い色が現代の反物ではなかなかないのです。
売り物の被布はぺらぺらのポリエステルが多いですが、色と質感は古いものにはかなわないですね。

本当は私も着物を着たかったのですが、授乳&抱っこ病の現在着物を着るのは至難の業です。
しかも、着物を着る生活から一度遠ざかってしまうと、
着物ってちょっと「面倒」で「ハードルの高い」頑固者になってしまうんですよね。
腰紐も半衿のついた長じゅばんも常にたんすにスタンバイさせてあったのに、
出産前に着付け道具をしっかり片付けてしまったので、心理的に着物はかなり遠い存在です。はぁ~。
和裁の腕とともに、着物を着ることもリハビリしていかなくちゃ。

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親戚などからたくさんのお雛様をいただきました。
でも、目を離すとすぐにこんな状態です。
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食べてしまうのがもったいないほどの美しさです。


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