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縫い納め

2010年12月31日 19:08

昨日、縫い納めを行い今年の和裁を無事終えました。
縫わせていただいたのはお正月にぴったりな華やかな小紋。
ぎりぎりですが、なんとかお正月に間に合いました。
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母は無事退院し、お正月は自宅で過ごせることになりました。
病院での年越しが免れてほんとに良かった。
怪我の功名で結婚後初めて過ごす実家でのお正月。
これも神様からのプレゼントと思いゆっくり親孝行しようと思います。

色々あった1年でしたが、来年はたくさんの笑顔で過ごしたいものです。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も着物を通して幸せがたくさん訪れますように。

(花子の寝顔に毎日癒されています。これも実家ならではの特典!)
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色無地を染める

2010年12月29日 20:15

悉皆屋さんにお願いしていた洗い張りと白生地の無地染めが出来上がってきました。
洗い張りはすべてお客様のご依頼品、無地染めは私のご褒美(笑)です。
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この白生地はヤフオクで買ったものですが、
長さ表記は「一反」となっていて長さに疑問も持たず購入したものの
手元に届いてみると巻きがなんだか太い。
測ってみると、普通の一反より長く
色無地によくある共八掛よりは短いのです。

疑問に思いつつ悉皆屋さんに聞いてみたところ、「中振用だねぇ」とのこと。
なるほど!今ではほとんど需要がない長さらしいです。
料金は割増になりましたが、長いまま染めて頂きました。
余分は刺繍の帯かちょっと工夫して共八掛にして活用の予定です。

色無地の色選びはかなり悩みどころであり最大の楽しみでもありますが、
以前気に入ってかなり着倒した色無地と同じ色に染めてもらうことにしました。
でも地紋も地厚も違うので、仕上がりはちょっとイメージと違う色に。

誂え染めの場合、普通は色見本から好きな色を選んで染めますが、
面積が大きい着物は数センチの色見本で顔映りを確認するのは難しいですね。
以前リサイクルショップで躾付きの色無地を買った時は
「染め上がりの色がイメージと違っていたらしくて
着ないまま買い取りの依頼があった着物」と聞きました。

失敗がないのは染めてある反物を買うことですが、
好きな色がない場合がほとんどだと思います。
納得の一枚に出会うのは至難の業ですね。

敷居が高そうに思える誂え染めですが、お手ごろな白生地さえ入手できれば
悉皆やさんとの直接やり取りでかなりお手ごろ価格でできちゃいますよ。
フリマでは色無地がいつも不人気で売れ残っちゃいますが
困ったときに助けてくれる便利なアイテム。
なにより、「白生地から染めてもらったの~!」な特別感が嬉しい一枚です。

絞りで着納め

2010年12月27日 00:41

母の経過が良好なので、私の検診のため今週末は一旦東京へ戻りました。
今日は欠席の予定だったお茶の納会に無事出席。
毎年納会では花月のお稽古を行ってお懐石をいただきます。
慌しい年末でも、お茶室で過ごすひとときは
とがった心をまあるくしてくれる優しい時間でした。

寒い一日になると聞き、今年の着納めは大好きな絞りにしました。
総絞りの訪問着、もこもこしていてあったかかったです。
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24週で7ヶ月に突入、おなかの出方は人によってまちまちみたいですが
私は前方に突き出すタイプ。
自分ではかなり大きなおなかになったと感じているのですが、
洋服を着ていてもまだあまり目立ちません。
着物だと妊婦ということは全く分からないようです。
結構厚手の名古屋帯ですが苦しくなく1日快適に過ごせました。

おなかのでっぱりを外して腰紐をかなり下に締めること以外は
いつもの着付けと同じ。
腰紐1本、伊達締め2本でコーリンベルトは使っていません。

今年も楽しく着物を着る機会に恵まれたことに感謝!
来年も着物を通じて幸せな時間がたくさん訪れますように。

無心になりたくて

2010年12月25日 10:22

今年は病院に縁のある一年でした。
自分も入院、妊娠で何度も通院したし、
今月は名古屋に暮らす母が入院、手術。
付き添いのため当面名古屋で過ごすことになりました。

安定期のこの時期でほんとに良かった。
出産前の人生修行と言い聞かせ、毎日病院通いをしています。
こんなタイミングで命の重さを痛感するなんて。
神様からの試練ですね。

手術の日は一日中病院内で待機しなければならなかったのですが、
ぼーっとしているだけでは色々頭に浮かんで不安になるので
10年振りに編み物をしました。
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手術後もICUにいるうちは細切れにしか面会できず
何時間も時間を潰す必要があったので編み物セットは助かりました。

難しい編み地にするとストレスがたまるので、
頭を使わなくても手が動くゴム編みで大きな編み棒を使いざくざく進みました。
あくまで気持ちを落ち着かせるのが目的なので
初めて編み物をした小学生みたいな仕上がりです。
1メートルぐらいになったら端と端をつないで
今年流行のスヌード?にする予定です。

以前はバレンタイン、クリスマスとセーターを甲斐甲斐しく編んでいましたが...
「誰かのために」という目的がないと駄目ですね。
和裁も同じです(笑)

気分だけでも...メリークリスマス!
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帯芯いろいろ

2010年12月12日 23:54

昨日のお稽古着物

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何度かフリマに出したのにまたうちの箪笥に戻ってきた小紋と
羽織を仕立て直した名古屋帯です。
帯はポインセチアに見立ててクリスマスということで。
(はみ出してしまった長襦袢はこの後安全ピンで修正しました...)

この帯、芯が柔らかくて長さもたっぷりなので妊婦向きなのですが、
実は帯芯選びの大切さを思い知った失敗作でした。
デパートや呉服やさんの催事では特価品の帯芯がよく出ますね。
それに飛び付いて買った芯で仕立てたのですが、薄くてぺらぺらなのです。
初めの頃は帯芯にたくさんの種類があるなんて知りませんでした。
仕立ててもらう時も、選べるのは綿芯か絹芯かという
選択肢ぐらいしかないですよね。
いろいろな種類を取り揃えているお店も少ないですし。

でも、帯の締め心地は帯皮と帯芯のバランスがとっても大切。
和裁の仕事をはじめるにあたり帯芯もきちんと在庫を用意しようと思い
製造元に相談していろいろ教えてもらいました。

帯は仕立て上がりのものが多くなり、
個人が帯芯を買う機会が減ったため、
小売で流通する種類もだんだん少なくなったとのこと。

でも、厚い織りの帯皮と薄い染めの帯皮とでは、
中に入れる芯は違うはず。
見本の中からいくつか取り寄せ、
帯皮に合わせた芯を入れられるように用意しています。
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帯の仕立てではお客様が帯芯を持ち込まれるケースがありますが、
薄すぎる芯の場合はお太鼓だけ厚めの芯を足したりします。
染め帯用の芯は帯皮と馴染むような加工がされているし、
きれいにお太鼓の形が決まります。

妊婦さんにはぺらぺら芯が苦しくなくていいのですが...
楽な着付けを和裁士の立場でお手伝いできたら嬉しいです。

孫にも衣装

2010年12月09日 21:55

組紐教室の作品、予定よりかなり遅れましたが二本目が組み上がりました。
来年春に開かれる作品展への出品のため綺麗に仕上げの処理を。
両端に足し房をしたら見かけだけは立派になりました。
まさに「孫にも衣装」です。

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実は2本目の帯締め、「美しいキモノ」に載っていた
池田重子さんのアンティークの半衿がとても素敵だったので
その配色をイメージして糸を選んだのですが、組んでみるとなんだか違う...
帯締めの写真では黒とグレーに見えますが、ピンクやグリーンも入れています。
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イメージ通りのものを組み上げるには、もう少し経験が必要みたいです。

一応帯締めの顔をしていますが、
1本目(上)は堅すぎて2本目(下)は緩すぎ。
なかなか難しいです。

自分で組紐をやってみて初めて、お店の製品の
・全て同じ長さ
・全て同じかたさ
が実はすごいことなのだとわかりました。
材料費とお稽古代と掛かった時間と...
ぜいたくなお稽古ですが、毎週一回ほんとに楽しい時間を過ごしています。

組紐は日常生活のちょっとした空き時間にできるので、
一本組み上がったら新しい糸を用意してリビングの隅にスタンバイ。
年明けまでにもう一本!

箪笥一竿分のお直し

2010年12月08日 19:48

まだ体が身軽だった頃(笑)のこと。
「箪笥一竿分、直したい着物があるの。
母のもので価値もよく分からないから一度見に来てくれる?」
とのご依頼を頂きました。

旅行用のカートをごろごろと持参してお客様の御自宅へ。

立派な桐箪笥から訪問着を中心に素敵な着物が次々と登場。
お客様が着たいもの、着なくてもメンテナンスをして
大切に保管しておきたいものを中心に私が持って帰れる量をお預かりしました。

取り急ぎ、出来上がった六枚を納品に。
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初めは、
「着物着て出掛ける場所なんてないから当分着ないわ」とおっしゃっていたのですが、
出来上がった着物を鏡の前で羽織って
「ぴったりサイズになってる!嬉しいなぁ」とお喜びの御様子。

「昔のこと、思い出すと思うの」と
お母様の入所されている老人ホームに早速着ていかれるとのことでした。
着物って、それを着て出掛けた日の思い出や誂えた時のことなど、
エピソードがたくさん詰まっているんですよね。
今日はちょうどその日のはず。お母様、喜んでくれたかしら。

とっても温かい気持ちになり帰宅したところ、この話を聞いた主人から
「今日の出来事だけでも、充分和裁士になった甲斐があったよね」と言われ嬉しさも倍増。
たしかに、たしかに。
こういう経験を積み重ねていきたいものです。

毎日お客様に助けられています。
大好きな着物に関わって、
仕事があること、元気に働けることに感謝、感謝!
いつもありがとうございます。



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