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訪問着を四つ身へ

2015年07月22日 22:35

家族で結婚式へ出席することになり、礼装を着るめったにないチャンス!!と
喜んだのもつかの間、最高の繁忙期に突入。娘の着物だけは新調したい、と
手間と費用が最小限で済む案をひねり出し式の前日になんとか完成させました。
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4歳児の着物、着心地の悪さから式の途中でぐずるのは絶対に避けなければならないので
できるだけ軽く、楽に着られて娘が心ときめく色と柄で!とかなりハードル高し。
洋服にすれば?と意地悪く言われそうですが、「結婚式に着物を着る」というのは
娘の希望でして。嬉しい発言、全面的に協力です。
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子供が着物を着るなんて七五三ぐらいになってしまった昨今、
子供用の反物は入手困難、とにかく時間がない、どうしよう...
七五三の祝い着を流用するのは最終手段として、新しい着物を縫いたいという
私の勝手な意地もあり、ない知恵を振り絞って考えた結果、
箪笥の肥やしになっていた私の訪問着を四つ身に仕立て直すことにしました。

なぜか「梅のお花の着物が着たい」というこだわりがあった娘、ぴったりの訪問着が
あるじゃない~!!小学生になっても十分着られるように、裄と身丈は仕立て方を工夫し
軽くするために見頃は胴抜きにしました。
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帯は袋帯の芯をはずして文庫の作り帯に仕立て直しました。
着付けの授業でかなり使い込んだくたくたの帯が再利用できて良かったです。
式の時だけ帯を結んで披露宴はエプロンに着替えて楽に食事ができるようにしました。
昔の雑誌に出てくるような着物エプロン、縫ってみたかったのです。
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結婚式の意味をどれだけ理解しているかは不明ですが、主人と腕を組んで廊下を歩く結婚式ごっこが
毎日続いています。急がなくていいからね、ゆっくり、ゆっくりね。
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浴衣

2015年07月21日 17:06

御無沙汰しております。毎日やることを詰め込みすぎて
少々息切れしながら、気が付くともう7月!!!
娘が保育園から幼稚園に変わり、和裁の仕事量を保つにはどうしたらいいか
試行錯誤の日々でしたが、なんとかペースもつかめてきました。

今年は桜が咲く前から浴衣や夏着物のご注文を多数頂戴していて
ご希望の納期に間に合わない場合はご依頼をお断りすることもあり
とても心苦しく思っております。申し訳ございませんでした。

先日、なんとか今季最後の浴衣を納品することができ、幼稚園の夏祭り用に
娘の浴衣を仕立てました。
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子供用の反物は数が少ないうえに柄がイマイチ。昭和なものも今どきなものも
いやだなぁ、とネットを徘徊してやっと和柄の洋服地をみつけました。
(※ご参考までに、4~5歳ぐらいの4つ身の浴衣なら洋服地2.5mで充分作れます。)
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帯は私の兵児帯を流用。和裁を勉強する何年も前に買った兵児帯ですがかなり活躍しています。
子供は兵児帯が楽ですね。脱ぎたいとは言わず、何時間も大丈夫でした。

夏祭りのハイライトは盆踊り!年少クラスもしっかり振りを覚えて、400人が輪になって踊る姿は圧巻でした。
夜なべの苦労も吹っ飛び、夏祭りもいいものだなぁ、としみじみ思った初夏の夕暮れでした。
[浴衣]の続きを読む

被布

2014年11月08日 18:15

娘にとって3枚目の被布を縫いました。(右)
初節句で縫ったもの(左)と比べるとサイズがこんなに違う!
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使った生地は2月の天神さんで買った正絹の端切れ。
2メートルありましたが、申し訳ないぐらい破格のお値段でした。

被布は特に難しい部分はなく短時間で縫いあがるのですが、
着丈に悩みました。写真館のレンタル着物を見ると丈が短いものが多く
なんともアンバランス。帯が結べるようになるまで何度か着ることも考慮して
少し長めに仕立てました。
被布飾りは時間のある時に作り直そうと思っています。とりあえず残布で作ってみました。

着付けも簡単で子供も楽に着物を着ることができる被布、
日本人の暮らしの中で母親の視点から合理的に生まれた形だなぁ、と着せるたびに思います。
次回は木綿の着物に合うような、ポップなプリント柄で仕立ててみたいと
布地を探しています。

1枚の着物から一つ身&四つ身へ

2014年05月21日 21:45

母の友人からの頼まれ仕事。
ほとんど着ていない紬を、お孫さんの初参り&七歳の着物へ仕立てられないか、
とのご相談でした。
女物1反を一つ身と四つ身にするのは理論上できるけれど
すでに仕立ててあるものはパーツが裁断されているのであれをこうしてこうやって...
とパズルを組み立てるようにやり繰りしてなんとか作業スタート。

紬でお宮参り?と心配したのですが、お孫さんの名前がこの着物に関係していて
国際結婚だから相手側は着物というだけで大喜びなのよ~。
とのこと。先日、無事に納品できました。こんな仕事は感無量です。
そのまま着るにはもう派手になりすぎてしまった着物、
数十年の時を経て生まれ変わりました。
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四つ身の仕立ては数年先でいいので、ゆっくりゆっくり仕上げます。
おばあさまからお孫さんへの素敵なプレゼントですね。

五つ紋のアンティーク祝い着

2014年01月25日 00:03

娘が生まれたときに頂いたアンティークの祝い着。
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「古いから端切れとして何かに使って」とのことだったのですが、
しつけ糸がついたままで現代のものにはない素敵な色合いと刺繍。
いつか着せたいと思いつつも自分で縫ったものの方が優先順位が高く
なかなか着せる機会がなかったのですが、娘ももうすぐ3歳。
一つ身を着られるのもあとわずかなので箪笥から出してきました。

頂いたときはお宮参りの祝い着の状態でした。
最近は女の子の祝い着には家紋を入れないのが普通らしいのですが、
この着物には梅鉢の5つ紋が入っています。
抱き紋や袖紋の近くにはちょうど梅の絵があり家紋も絵柄の一部のように見えます。
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これを一つ身として着せるには肩上げと腰上げ、袖下の直しが必要なのですが
数十年も昔のもので生地がかなり傷んでいる状態。
しつけ糸も指でつまむだけでぽろぽろと切れてしまうので
手を入れるのは最小限にとどめました。
着用後は祝い着に戻して保管しようと思います。

↓衿周りの汚れ防止を兼ねて伊達衿風に絞りの端切れを縫いつけてみました。
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これを着せて明日のフリマへ...
本人はとても楽しみにしているのですが無事に連れていけるでしょうか...不安です。

ハレの日の刺繍半衿

2014年01月23日 23:13

今日の「ごちそうさん」でめ以子が着ていた黒引き振袖、「もっと見せて~」と
テレビの前で言ってしまうほどいつまでも見ていたい素晴らしさでした。
半衿はびっしりと刺繍の入った豪華なもの。アップで見たかったです。

そういえば...と押し入れの中から探し出したのがこちら。140123_1

「いらなかったら捨ててね~」と言われて届いた段ボールの中に入っていたのですが
これもきっとおめでたい日に使われたものでしょうね。
額に入れて飾りたい、貴重なアンティークです。

押し入れの中からの発掘その2.
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私が幼いころに着た絞りの被布を発見しました。存在すら忘れていましたが、
早速娘サイズに肩上げを直しました。
土曜日の中野フリマは親子絞りコーデで出掛けます。(※今回私は出店いたしません。)
なんと土曜日は4月上旬並みの気温とか。絶好のお出掛け日和ですね。
ぜひ皆様も遊びにいらしてください。
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絞りの羽織を四つ身へ仕立て直し

2013年11月14日 23:50

またたびや名古屋支社、つまり母の友人からご注文いただいた仕立て直し。
お嫁入りのときに誂えた絞りの羽織を、お孫さんの着物へ直してほしいという内容でした。
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5歳の子が結婚式に着るとのことでしたので、嬉しく思いながら進めていたところ...
出来上がりの直前で「10歳の子でも着られるかしら?」とのご連絡が! ん???

四つ身なら何歳でも着られるというのは誤りで、仕立ての寸法は大きく異なります。
でも今回はやむなきご事情のため、急きょ手直し(身丈に接ぎ)を入れて
なんとか着られる寸法にすることができました。

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40年ほど箪笥に眠っていた羽織がお祝いのお席でまた着ていただけるなんて
嬉しい嬉しい仕立て直しでした。
長襦袢も仕立て、かわいい半衿をお付けして納品します。


絹糸の教え

2013年11月12日 23:42

和裁で使う絹糸は、どんなお着物でも対応できるように一通りの色を揃えています。
ただ、珍しい色の仕立てが入ったときはその都度ぴったりの糸を購入しています。
1巻きで80メートル、単衣1枚分の長さと言われていますが、
1枚縫っても十分余るぐらいの長さです。
袷は表地・八掛け・胴裏と3色の糸で縫うので、すぐに1巻き分の糸がなくなるわけではありません。

最近では街の手芸店がどんどんなくなり、木綿糸ですら購入するのが難しいですね。
糸は余裕をもって大きな手芸店でまとめ買いしていますが、
あまり需要がないのか欠品中の色がよくあり、複数のメーカーのもので対応しています。

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和裁士の小さな楽しみ、それが金亀の「心のともしび」です。
糸をすべて使うと台紙に書かれているこのお言葉を読むことができます。
糸を使い切るのってすごく達成感があり、私は大好きな瞬間です。
そこで現れるこのありがたいお言葉。
未だに同じものは出てきたことがありません。何種類あるのでしょうか。
ある程度たまると捨ててしまうのですが、なかなか捨てられず今手元にあるのがこちら。
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今日はこちらに出会いました
「どんなに大きいことでもはじめは小さいことからはじまります」
絹糸の教え、身に沁みます。

出来上がり!雪花絞り

2013年08月03日 23:58

無事に仕立て上がりました。

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衿は広衿にしましたが、バチ衿でもよかったかな、とも思います。
広衿は暑いですね。小さなことなのですが。
衿については後日記事をアップしようと思います。

苦心した柄合わせも納得のいく仕上がりに。
やはり柄がつながっていると着ていて落ち着きます。

袖も身頃と合わせてみました。
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こちらは上前 写真だと衽と身頃の境目がわかりませんね。
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こちらは衽の裏です。裏の柄合わせは全く必要ありませんが、
縫い代の調節でぴたりと決まったので裏も合わせてみました。
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明日、早速これを着て出掛けま~す!

雪花絞り柄合わせ

2013年07月30日 23:20

早く仕立てないと夏が終わってしまう!
焦りながら、夜中に少しずつ自分の雪花絞りを仕立てています。
今年の夏を越してしまうと、このあと何年も反物のままな気がして...

まだできあがっていませんが、途中経過です。
浴衣の仕立てで時間がかかるのは、なんといっても柄合わせ。
半日かかることも珍しくありません。

特に上下のある大きな花柄なんて、パズルを解いているような感覚です。
プレタの浴衣は柄合わせを無視して縫われているので
「え~!!」という柄の配置がよくありますが、一応昔から言われている柄合わせのルールがあるのです。
そのルールの中でどう配置するかは和裁士の腕の見せ所。
「お任せします」と言われると身の引き締まる思いです。
また、直接お客様と打ち合わせができない場合などは
何パターンかご用意してメールでご確認いただいています。

限られた長さの中で、ここを袖にして次におくみを取って...とやっていると、
夢にまで出てきます(笑)。
一晩寝ると翌日いいアイデアが浮かんだりするので、
煮詰まった時は翌日に持ち越し。その分ぴったり納得のいくものになった時の嬉しさは格別です。


雪花絞りは連続柄なのできっちり合わせるところは合わせたい。
でも、手作業で染められているので、一つ一つのお花の大きさが微妙に違います。
一つのお花を合わせると次のお花はずれてしまったり。
なんとか苦労して裁断が終わりました。

背縫いはずらすか
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合わせるか
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→合わせることに決定!

衽もぴったり身頃と合うように...
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永遠に続くかのように思われた娘の夜泣きも気付いたら収まっていて、
夜中に呼ばれることがなくなり自分の時間が持てるようになりました。
「いつか終わるよ、じゃなくていつ終わるか教えてよ~!!」と泣いていた私。
あぁ辛かった。「ほんとに、もうすぐ終わるよ。」とあの日の自分に教えてあげたいです。


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